『希望』

5月4日、自宅にて大腿骨骨折、5月5日入院、それ以来今日まで
ベット上での生活、大も小もベットの上で余儀無くされた、
5月12日連休も明け、順番待ちの待望の手術がようやく決行される、
手術は成功したが1番恐れる足に血栓という骨折の中では最悪の
シナリオが待ち構えていた、リハビリさえも停止に追い込まれ
絶対安静という過酷な日々をベット上で再度過ごす事になる、
しかしこのような状況から社会復帰出来ない人も沢山いるのだ、
2度と戻れない人さえいるのだ、不安に押しつぶされようにもなった、
もういいかな、などど思うことさえ頭をよぎるほど困惑悶絶の日々が
続いた、頭をよぎった今後のスケジュール、築地陽という人間が
この世に存在できなくなった時のこと、家族、会社、資産、いろいろ
弁護士の先生には前もって話してあるが、いつ何時もしもの時には
法にもとづいて解決するように全てを託してある。

今日主治医の先生とのお話で完治する可能性にかすかな希望を見出し
不安から解消され、やっとこの病院で眠る事が出来る夜だった。